新潟は全国一神社が多い県だそうです!
その理由は定かではありませんが、明治時代は新潟は人口が日本一多く(びっくり!)もともと神社が多かった上、明治政府が押し勧めた神社統合に熱心でなかったから、という説が一般的です。
とにかく古い町である沼垂にも神社は多いです。
代表は沼垂白山神社。新潟で白山神社というと古町近くの白山神社を思い浮かべる人が多いですが、沼垂もんにはこちらがおらが町の白山神社です。
社殿は名匠熊谷源太郎を棟梁として建てられた総檜造り!!顔を上げれば手の込んだ彫刻が目に入ります。東京の友人曰く、パワースポットとしても有名だとか!?
次は蒲原神社、幹線道路わきの赤い大鳥居が目を惹きます。別名「六郎さま」とも云われ、古くから農耕神として信仰されていますが、何より有名なのが、その通りで行われる「蒲原まつり」細い通りに450軒以上の屋台が並びます。その屋台の長さは日本有数です。
さてほかにも色々神社はあるのですが、私のお気に入りは沼垂小学校近くの高砂稲荷神社。何でもない場所でふとお気に入りのスポットを見つける時ありますよね。この高砂稲荷尾も私の心のスイートスポットに入った一つ。
雨風にさらされ微妙に色あせた柱、戦中をくぐりぬくて来たのか、嵐をくぐりぬけてきたのか、すっかり丸くなり、耳の取れて犬か何かわからなくなった狛犬。哀愁と希望がないまぜになった不思議な気持ちになります。
そのほかに、沼垂での私のスイートスポットは廃線になった線路址、どこか切なく歴史を感じさせます。
また、華やかな沼垂テラスの裏側にポツンと残った一軒の居酒屋「ちゃこ」、あちこちで出没する猫たち。
古さと新しさが混在し、哀愁と歴史、独特の気質が残る街、沼垂。
これからも新たな魅力を発見したら発信していきたいと思います。