私or若干年輩の人たちが単に「古町」と言う時は、東堀通、古町通り、西堀通、それを貫く柾谷小路ーその周辺が大雑把な「古町」のイメージではないかと思います。
柾谷小路とは・・一般的には萬代橋西詰から東堀、古町、西堀を垂直に横切って東中通りに至る道路かなと思うのですが、明確な定義ではないようです(^^;)
あまりに大雑把な略図でごめんなさい(--;)
それでも、華やかなりし頃の古町を象徴的する一つの言葉「柾谷小路」(まさやこうじ)
今でも、その名残を留めたお店や風景があります。
旧大和デパート、今は市役所+テナント店が入る「ルフル古町」の側から柾谷小路を眺めると・・・
横の通りが西堀通、高層マンションに向かってまっすぐ通っているのが柾谷小路です。
かつては新潟市の中心と言ってもいい場所でした。
左に見えるのが今は無き三越デパートの建物(悲しい・・)右手の建物が今でも古町の象徴の一つNEXT21(後で、上部の映っている写真を上げます)
NEXT21は以前は「ラフォーレ原宿」が入っていましたが、古町が衰退してラフォーレやテナント店が撤退したあと、なんだかんだあって今は市役所の一部が入っています。
NEXT21の先には交番や銀行しかないので、対面の旧三越側へ。
東中通りに至る道筋にはいくつかの新旧入り混じったお店があります。三分割されている上の写真で、三越に近い側からニューフェイスの「遊」(左下の写真)男性ファッション店のようです。スタイリッシュな雰囲気!
次に一番上の写真、ワインとつまみの店「5 FIFTH」比較的新しいと言っても大分前から営業してます。なんかお洒落な雰囲気が漂っていて、かねてから一回入ってみたいと思っているうちにコロナ・・・。
そして、次は昔からある「はん・印刷の大谷」看板娘ならぬ看板おサルの像が店頭にあるので、おサルのはんこ屋としても有名ですが、古町に古くからあり、私もはんこ探しでお世話になったことがあります。
そしてその先に・・・あれ?お料理教室!?COOKING SCHOOLと書いてあります!
New comer。古町でお料理教室、いいですね💛
その先に最近できたばかり「Polish Pottery(ポーリッシュ・ポッタリー)」
ポーランドの食器店とは珍しい!店内にはカラフルで実用的なポーランドのお皿やカップがいっぱいありました。気持ちが明るくなります。
そして、東中通と接する交差点に面して帽子専門店があります「matto mento( マット・メント)」
すごく品数が豊富で丁寧なアドバイスが聞けます。帽子好きな私には嬉しいお店。帽子のサイズの調節とかもしてくれ、値段はリーズナブル!通販もしてますよ♪
最後に、東中通と接する交差点からの写真!
左にある高いビルは高層マンション、その下に見えるのは銀行。右手の下に「matto mento」写真奥にNEXT21が見えます。
古町、柾谷小路、昔を知る者には最近の状態は寂しい限りです。新しいお店もできては消え、その栄枯盛衰を眺めてきました・・・どのお店も長く続いてほしいと思わずにはいられません。
昔と同じには決してならないだろうけど、新しい価値を見出して町を活性化するにはどうしたらいいのでしょう。古町周辺を散策していると、いつもそんなことを考えてしまいます。
生き返らせるのでも、蘇らせるのでもなく、古き良さを残したまま新しいものを作る・・・難しいですね。
今日の教訓:古町を見ると人と同じく、町にも人生!?町生!?があるのだな、と感じる。でも人と違って、町はまた生まれ変われる可能性がある。そんなことを感じてしまいます。教訓ではないですね・・・