咲花温泉に近い駅と言えば咲花駅。温泉地専用と言ってもいいほどですが・・・
運行本数が極めて少なく、しかも無人駅。
無人駅ですが、こざっぱりとしています。
私は鉄オタでもなんでもないですが、鉄道に乗るのも見るのも好きです。
無人駅もいいよね、とプラットフォームに入ると、ほどなく一人の爽やかなヤングマンがやってきました。どうやら、ちょうど汽車がやってくるところだったらしく。1時間に1本しか来ないのでラッキー💛
「電車来ますか?」
と私が聞いたらにっこりと笑い、
「はい、でも電車じゃないですよ。ディーゼル機関車・・・ほら、パンタグラフがないでしょ」
パンタグラフがない!!
ちょうど列車が入ってくるのを指さしました。
一瞬意味が分からず、え??電車じゃない・・・ディーゼル・・・あ~そうか!!
「煙はいてますよね」
ヤングマンは爽やかな笑顔。そしてどこか誇らしげ。
煙吐いてる~~
線路を走るのはみな電車と呼んでいた私の頭の中には磐越西線はディーゼ機関車という新たな知識が植え付けられました(後で調べたら全線ではなく一部ですが、全国的にも珍しいみたいです)
こんな出会いや会話+知識の習得も一人旅ならでは。
思いっきり去り行く電車に手を振りました!
帰りは五泉駅に寄り近いうちに「SLばんえつ物語」号に乗りたいなあ、と思いました。電車ではなく、汽車と呼ばれた時代に思いを馳せて。