古い町はどこか似た匂い、雰囲気を持っています。
内野は新潟の下町、本町や沼垂と同じ気配が漂っています。
駅はとてもきれい、駅前に新潟の誇る作曲家、遠藤実さんの「北国の春」の立派な歌碑が立っていました。千昌夫さんのイメージが強すぎてなぜ??と一瞬思いましたが、遠藤実さんにとっては「北国」は新潟のイメージだったのでしょうか??大ヒット曲で代表曲ではありますね。
駅前には老舗のお寿司屋さん「瀧寿し」。なぜか店頭に野菜が並んでいて帰り際に大根とネギを購入しました(笑)
そして、てくてく歩いてとりあえず今回お目当ての「ウチノ食堂」へ。
オーナーの野呂さんには以前沼垂ビールのイベントでお世話になったことがあり、内野でお店を開いたと聞いた時からずっと行きたいと思っていたところ、ひょんなことからFacebook友がこの店の中で展示をしていると知り、この機会にと思い切って出かけました。
駅から歩いて5分ほど「鮮魚・仕出し藤蔵」の看板が目印。
正式名称はウチノ食堂藤蔵(Kitchen to-zo-)だそうです。
200年以上続いた魚屋さんの跡地だそうで、レトロ感を生かした店づくりが魅力的です。
椅子やテーブルも味があり、店内には古本や町の情報など満載で食堂以外の面白さも!カウンターで食べている方の「イツモの定食」が実に美味しそう♡
私はテイクアウトでお願いしましたが、ちょっと南欧テイストの味でとても美味しかった。
知り合いのAさんの作品も鑑賞。Aさんらしい知性と温かさのミックスした素敵な展示。
「お持ち帰りご自由に」のアマビエの手作り栞をゲットしました。
その後は少し町歩き。野呂さんから教えてもらった老舗菓子屋「松月堂」のロールケーキをゲット。しっとりとした優しく上品なお味(^^)こちらのお店は建物も年代を感じさせて味があります。和菓子も美味しそうでした。
途中で見つけたお風呂屋さんも懐かしさを感じさせる造り。
歩けばまだまだ隠し玉がありそうでしたが、もう夕暮れになったのでまた次回のお楽しみということで。
帰りにはちょこっと「内野まちづくりセンター」にお邪魔しましたが、学生さんからお年寄りまで色んな人が集っていて活気がありました。
センターの脇には小さな公園がありますが、ここで蚤の市やちょっとしたイベントが行われるとか。
銅像や観音像が印象的です!
野呂さんもそうですが、若い人が町づくりか活性化に関わっていると聞き、これからまだまだ可能性を秘めている町だな、と思いました。
野呂さんもそうですが、若い人が町づくりか活性化に関わっていると聞き、これからまだまだ可能性を秘めている町だな、と思いました。
やっぱり人も町も古さと新しさを融合して進化していかなければね。