新潟市民が愛してやまないもの、新潟市のシンボルとも言えるのが信濃川と萬代橋!
「新潟」という言葉から連想するものの上位に来ると思います。
今の萬代橋は3代目。その昔は「よろずよばし」と読まれていたそうですが、今では「ばんだいばし」で定着。漢字も一時は「万代橋」が一般的でしたが、オリジナルに従って「萬代橋」にしようとなり、私もそちらの表記で統一します。正直、画数が多く字で書くときはちょっと大変ですが(笑)。
長さ309m、信濃川下流に最初にかかった橋で、国の重用文化財。新潟市と共に歩んだ歴史は長く、古町地区と万代地区を結ぶ、人的交流においても商業面においても大切な橋です。
子どもの頃は、この橋を渡ると「あ~、町(大都会の意味)に行くんだ!」と思い、東京に一時住んでいた頃は、この橋を渡ると新潟に帰ってきた、と実感したものでした。
古町側から眺める景色、万代側から眺める景色、その違いも印象的で、橋の上から見る景色、下から眺める景色、どこをとっても絵になります。
春には「チューリップフェスティバル」と称してチューリップのプランターがずらっと並び、歩行者や車で通る人たちの心を和ませます。
春だけではなく、四季折々違う顔を見せてくれ、冬の雪降る日の情景も趣があります。
橋の下の堤防沿いは整備され、市民の憩いの場の「やすらぎ堤」では色んなイベントが行われ、ランニングや散歩道としても最適です。
今はコロナ禍で、イベントも自粛されてますが「みなと・うがん(万代側をこう呼びます)」の広場ではかつてはこんな風景も。
下から見上げる萬代橋、信濃川の流れとコラボして本当に美しく飽きることがありません。 イベントの際は屋台なども出て、一日楽しめます。
さて、この川べりの私のお気に入りはこれ!「みなと・さがん(古町側)」を歩いていると、突然出現!
ちょっとお洒落で変わった・・・なに??と思ってみると、なんとトイレ!
インスタスポットにはなりませんか!?
萬代橋を降りてやすらぎ堤で安らぐも良し、堤防沿いにずっと歩いて「歴史博物館みなとぴあ」に寄るも良し、そのままずっと歩いて海を見ても良し。
萬代橋周辺は色んな可能性を秘めています。
新潟市は「水の都」川と海、観光の目玉にもなります。
もっともっと萬代橋周辺をアピールしてその魅力を全国に発信できるといいですね。