学芸員さん曰く「正方形がポイントです。たくさんの正方形を見つけてくださいね」 立方体と正方形でモダンに構築された建築。壁面と床面の大理石は一辺60cmの正方形で統一されているそうです。私不謹慎ながら、ホラーサスペンス映画「キューブ」を連想してしまいました(すいません、好きな映画なんです)正方形、というか、立方体が並んでいると「近代」というかモダンさが際立つような気がします。
飾りを排したシンプルでクリーンな館内。ピカピカです。
もちろん、実物は撮影できないので、解説の小冊子を集めてみました。絵画の知識がない私が作品を見て感じるのは、いいか悪いかではなく単純に好きかそうでないかだけ。たくさんの好き!に囲まれ胸がドキドキします。多種多様な作品群、特に日本の近現代作品を眺めながら、画家というのは自分の血肉を削って作品を産み出すんだなあ、と改めて感じたりもしました。
巨匠と言われる人たちでさえ、みんな存命中に評価されていたわけではなかったし、多くの画家が認められなかったり、貧困に苦しんだり、不遇な環境の中それでも描き続ける、って(絵画に限りませんが)芸術の宿命というか業を感じました。今更ですが・・・
美術や音楽など、生活に必要ないなどという人もいますが、間違いなく生活に潤いを与えてくれるし、心を豊かにしてくれるものだと思います。前日の竹久夢二記念館も含めて命の洗濯をしたようなとても良い時間を過ごせました。
新潟にも良い美術館たくさんあります!良い企画展もやっています。時間がある時にゆっくりと巡りたいものです。
*今日の一言*
やはり百聞は一見にしかず、見て感じるって大事だなぁ、と思いました。